1枚の革を折って手縫いして、カードケースを作りましょう。
手縫い部分をカシメで留めると、簡単に仕上げることもできます。
サイズを大きくすれば、小物入れにもできます。
色々応用が利くデザインなので、まずは一つ作ってみるといいですよ。
1枚革で作るカードケースの型紙のダウンロード
1枚革を折って、サイドを縫い合わせします。
縫い合わせ部分はカシメで留めて仕上げることもできます。
両サイドを手縫いで作るデザイン

両サイドを手縫いで作るパターンです。
手縫いは革と麻糸のカラーの組み合わせを楽しむことできます。
両サイドをカシメで留めるデザイン

両サイドをカシメで留めるパターンです。
穴をあけて、カシメを打ち付けるだけなので、手縫いより早く仕上げることができます。
カシメのカラーの組み合わせを楽しめます。
型紙をダウンロードするにあたっての注意事項
※データの複製・コピー・再配布を禁止します。
※この型紙で製作した作品の販売はご自由に楽しんでください。
※YouTubeでこの型紙を使って製作する時に、紹介やリンクを貼っていただけると、よろこんでどんどん型紙を作ります!
※革によって、微調整が必要になります。
1枚革のカードケースの作り方
- 型紙をダウンロードして、線にあわせて裁断します
- カードを置いて、深さを合わせます
- 長ければ縦方向長さを調整して裁断します
- ポケットの上部辺のコバを磨きます
- 床面を内側に両サイドを両面テープ又はノリで貼り合わせます
- 3~5mmの位置にディバイダーでラインをひき菱目打ちで手縫い穴をあけていきます(またはカシメの位置に穴をあけてカシメを打っていきます)
- 麻糸で手縫いしていきます
- 全体のコバを磨きます
- フタにホック(頭)をつけます
- フタを閉じてカードを入れてもゆとりがあるくらいの余裕をもってホック(足)をつけます
- できあがり
工程数が10以上ありますが、作ってみると簡単です。
折って縫う前にポケット上部辺のコバを磨くのを忘れないようにするのがポイントです。
縫ってからではコバをきれいに磨けません。
1枚革で作るので、ポケットの深さなどある程度好みで作れます。
- カードが見えるように浅め
- カードが隠れるくらい深め
浅めにする時は長さが長くなるので、微調整で裁断してください。
サイズを変えたり、デザインしたりして便利に使えるようになる
タテヨコのサイズを大きくすることで、通帳ケースや小物入れ、ペンケースなど色々アレンジできます。
微調整の仕方はこちらの記事で説明しています。
関連記事 レザークラフトの型紙の微調整の仕方
自分で作ったり、アレンジしたい時はこちらの記事も参考にしてください。
関連記事 レザークラフトの型紙を自分で作るコツ
デザインのアレンジを加えると、よりオリジナルになります。
- ワンポイントを入れる
- ホックなしのすっきりな見た目のデザイン
- 三角の切り込みを丸くする
- 穴あけポンチで一部穴をあけて、中のカードをちらり見せする
- フタ部分を四角デザインにする
などアレンジは無限にあります。
ぜひ楽しんでみてくださいね。
8種類の型紙がセットになった「1枚革で作るカードケース」のダウンロード販売開始!


縫いとカシメ留めの2タイプと4デザインの計8種類の型紙をセットにして販売しています。
左上のフタの角が丸いタイプはこの記事で無料ダウンロードできます。
手書きではカーブが難しいですよね。
型紙はすべてCADで作成しているので、ゆがみはなく正確です。
カードケースはあれば、使い道はいろいろあります。
レザークラフトで好みのカードケースを作ってみてください。
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