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手縫いはメンドウ!革を縫えるミシンってある?

Q&A

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手縫いってメンドウです。

菱目打ちで穴を開け、麻糸を通して、仕上げていくには労力や時間が掛かってしまいます。

売っている革製品はミシンで縫っているものが多く、ミシンで縫うと速いだろうなぁと思いますよね。

確かにミシンで縫うと早いです。手縫いで30分ほどかかる距離が、ミシンでは数十秒です。1日掛かって仕上げる革小物やカバンは数時間で仕上げることもできます。

人は労力や手間をできるだけ抑えたいと考えます。わざわざ手間をかけるなんて変態です。

今日はミシンのお話をしますが、おすすめはしません。レザークラフトのミシンはコストも掛かるし、個人が趣味で作る程度なので、宝の持ち腐れとなる可能性が高いです。

手縫いがレザークラフトの醍醐味ですから、このブログでは手縫いをおすすめしています。

レザークラフト用のミシンはAmazonでも買える

Amazonでレザークラフトのできるミシンを探してみるとありました。

大手ミシンメーカーのジャノメなので、一応は安心して使えそうなミシンです。3万円程度なので、かなりお手頃なミシンとも言えます。

2mmの分厚いレザーを重ねても、針がきれる事なくキレイに縫えます。

Amazon

4mm分の厚みになっても縫えるという口コミから、結構な厚みでも縫えます。ただ、繊維が密になっている革は気を付けなければいけません。

4mmといっても実際に見ると結構な厚みになるので、職業用ミシンでも針が曲がったり折れたりすることがあります。

レザークラフト対応ミシンでも、縫えない革はあるので毎回慎重に試し縫いしつつ注意します。

かといって、ビビっていては何も縫えなくなるので、もし革で何かを作る時には1mm程度の革を使用しておけば安心です。カバンやポーチ等の重なっている部分が4枚分6枚分になっても、革が薄ければ縫えます。

関連記事:使いやすさを決めるレザークラフトの革の選び方

革は家庭用ミシンでも縫える

革を縫うのに、わざわざレザークラフト対応ミシンを買わなければいけない!ということではありません。

家庭用ミシンでも縫える場合があります。ではどんな革が縫えるのでしょうか。

画像の革は全て1mm程度又は1mm以下の厚みです。

薄いと感じるかもしれませんが、粗悪品でないかぎり革は丈夫ですので1mm程度の厚みの革でもカバンを作ることもできます。

  • 1mm以下の薄い革
  • やわらかい革
  • 繊維が密になっていない革

薄くやわらかい革は家庭用ミシンで縫える可能性が高いです。薄くても繊維が密に詰まっていて固い革だと縫えない、針が折れる、糸が切れるなど支障が出るので、ゆっくり動かしながら試し縫いしてください。

革は加工で薄くにもできるし、やわらかくもできます。牛革がダメ、豚革がダメなど革で区別してはいけません。1枚1枚の革を確認してください。

ただし、ヌメ革は繊維が密になっているものが多く、家庭用ミシンで縫うのは難しいでしょう。

家庭用ミシンで縫う場合、設定で「厚い」などにして、糸も30番手など太いものを使用します。60番手・90番手などでは革に対して糸が細くて切れます。

厚みのある革を縫いたい!たくさん縫いたい!

くじらこ
くじらこ

えーい!メンドウだわ!

厚みのある革を重ねてガシガシ縫っていきたい!

2mm以上の厚みのある革を縫うのは、ミシンに負担がかかるのでおすすめできません。

2mm以上の革では1枚だけをステッチのために縫うのならOKです。2枚以上重ねて縫うのは専用のミシンを使うことになります。

また、革小物を10ヶ、20ヶとたくさん作りたい!という方もいると思いますが、そんなに数量を作るのならば、職業用ミシンを買うことをおすすめします。

職業用ミシンを購入する時はレザークラフト専門店で購入して下さい。このサイトは初心者向けなので、職業用ミシンについての説明は省きます。

まとめ

このブログは初心者に向けて書いています。なので、ミシンで縫う事よりも手縫いを推奨しています。趣味程度ならミシンを使わずに手縫いで作っていきましょう。

ミシン縫いより手縫いの方が糸が太く、丈夫に出来上がります。

ミシンを買う・使う前に、型紙を作る、革の知識を深めてください。

関連記事:レザークラフトを始める前の最低限必要な革の知識

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