レザークラフトの型紙を自分で作るコツ

作る前の準備

レザークラフトの型紙は以前よりインターネットで集めやすくなったとはいえ、まだまだ少ないです。

自分の好みの型紙を見つけるには少々大変かもしれません。

ならば、自分で型紙を作れば自分の理想の革モノが手に入りますよね。

探す手間と時間を考えれば、自分で型紙を作るほうが効率も満足度も違います。

今回は型紙を作るコツのお話です。

初めから自分で型紙を作ることはできない

初心者が初めから型紙を作ることが難しいです。

  • 立体的に想像できない
  • 展開図が描けない
  • 作っていく順序がわからない

洋裁でも型紙が最重要になってきます。レザークラフトも同じで型紙が間違っていれば作品として出来上がりません。

しかし、革は切りっぱなしで仕上げていくので、洋裁よりも簡単です。

端を気にせずどんどん作っていけますから、処理など考えなくてもいいです。

いくつも作って練習を重ねていけば、少しずつ型紙を作れるようになっていきます

まずは本やネットで型紙を集めてアレンジする

初めから気合を入れて型紙を作るよりも、本やネットで手に入る型紙から少しずつアレンジして作り、作る仕組みを覚えていけば、どんな風に作っていけばいいのかコツが掴めてくるはずです。

例えば、『レザークラフト 型紙 パスケース』と検索すれば、色々出てきます。

型紙をダウンロードできるサイトもたくさんあります。

まずは、型紙をダウンロードして自分で作ってみます。

そしてさらに自分でアレンジを加えていきます。

例えば、パスケースならば、

  • 革の色を変えてみる
  • ポケットを一つ追加してみる
  • カードを入れるポケットのサイズを確保しつつ全体の形を変えてみる

など、自分用に使えるようにどんどんアレンジしていきます。

大切なのは、使用する箇所のサイズを変えない事。

パスケースならば、定期券のサイズは変えずに作ることです。

定期券のサイズはおおよそ決まっています。パスケースが入らなければ意味が無いので、ポケットのサイズを保持しつつ、他のデザインを変えるわけです。

もちろんパスケースのサイズは自分できちんと図ります。

ほかにも、ペンケースならペンや定規、修正テープのサイズを測ります。

カバンなら、A4サイズファイルの大きさを測ります。お弁当やペットボトルもサイズを測ります。

自分が使うアイテムのサイズをまず測り理解することが大切です。

そして、測ったサイズにきちんと合うように型紙を作っていきます。

レザークラフトの型紙を作るコツ

手書きの時は1mm方眼紙を使って型紙を描く

型紙を描く時は必ず1mmの方眼紙を使って描いていきます。フリーハンドで描くと、きちんと直角や角度を取ったつもりでも歪んでいる場合があるからです。

レザークラフトではmm単位で型紙を作っていきます。

少しでもズレると仕上がりが悪くなることもあります。

必ず方眼紙を使って型紙を作っていきましょう。

ダウンロード A4 方眼1mm グレー(PDF)
POINT 拡大縮小せずに、そのままのサイズで印刷して下さい。印刷後、寸法をご確認下さい。

革は切りっぱなしでOK

革の型紙で特徴的なのが、切りっぱなしでOKということです。

洋裁では使う寸法から縫い代を考えて、裏返して、内布も付けて・・・と何段階かの作業を考えなければいけませんが、革は切りっぱなしでもほつれてくることはないので、洋裁よりも簡単です。

使うサイズから縫い代を足すだけ

切りっぱなしでOKですが、縫い代を考える必要はあります。

私は端から3~4mm程度内側を手縫いします。端から2mmほど内側ギリギリに縫う方もいます。

初めのうちは3~5mm程度内側を手縫いした方がいいでしょう。菱目打ちがズレる場合があるので、いくつか作って慣れてくるまでは細心の注意で寸法を取っていきます。

レザークラフトは縫い方でデザインが変わる

レザークラフトは革を合わせて縫う作業が多くなります。

色々な縫い方

重ねて縫う

革を重ねて縫って固定します

革を交互に合わせて縫う

同じ表面同士を合わせて縫い合わせます

革を重ねて縫って折り返す

縫い目を魅せたくない時は重ねて折り返します。

洋裁などの作り方と同じです。

 

縫い方を変えることで、使い勝手、デザイン、サイズなどが変わってきます。

型紙を作る時点で、縫い方まできちんと決めておきます。縫い方で縫い代のサイズが変わってきます。

革の厚みでサイズが変わる

「革を重ねて折り返す」場合は、型紙のサイズが若干変わってきます。

1mmの革と折り返すのと、2mmの革を折り返すのでは、かなりの差が出てきます。

フタや留め金具がないようなシンプルなカバンでは折り返しはさほど影響ありませんが、ファスナーが付いている場合には厚みがあれば最後まできっちり締まらないようなミスをしてしまいます。

型紙を作る時点で、厚みが薄い革か、厚い革かを考えながら縫い代を取っていきます。

型紙を作る場合、革を購入してから、折り曲げ具合を確認しつつ型紙を作るのがいいです。

型紙を作る時点で、作業順を決めておく

型紙を作る時点で、どういう風に組み立て作っていくか決まってきます。

順番を考えないで型紙を作ることは出来ません。無意識にでも型紙を作りつつ、「ここを折って、縫って・・・次は・・・」と作る順番を頭の中でイメージしているはずです。

でなければ、型紙を作ることはできません。

あやふやにその場限りで作っていこうとはせず、作業順を何度もイメージしながら、型紙を作りましょう。

忘れてしまいそうなら、メモを取りながら型紙を作りましょう。

型紙作りで、50%の完成!

型紙作りが80%という方もいるくらい、型紙が重要になってくるのがレザークラフトです。

型紙が間違っていれば、完成しません。

型紙が出来上がれば、あとはひたすら作るのみです。

私も型紙作りには数日かけることも多々あります。

  1. まずは作りたいものを決める
  2. サイズを調べて決める
  3. 1日以上案を寝かせる(何度もイメージ)
  4. 型紙作り
  5. 印刷して、型紙を組み立てる
  6. 不安なら、布で試作
  7. 型紙のサイズをmm単位で修正
  8. 再び試作

という風に、何度も試行錯誤を繰り返します。

7・8番を何度も繰り返すこともあります。

革は多くの種類があります。厚みや仕上げも同じロットで作っても、個体差が生まれます

革は全て違うと思って考えたほうがいいくらいです。

初めのうちは、型紙を作っても、サイズの誤差が出たり、革の厚みに翻弄されると思います。

しかし、これは慣れるしかありません。

何度も何度も型紙を作って慣れて下さい。

まとめ

洋裁はネットでも本でも型紙はたくさん公開されています。

レザークラフトは数が少なく、またあったとしても自分の好みのデザインに出会うことも少ないので、多くの方は自分で作っています。

レザークラフトを始めて、暫くは他人の型紙でも満足でしょうが、いつかは必ず自分で型紙を作ろう!と思う時が来ます。

何度も作っていくことで、必ず作れるようになるので挑戦してください。

作る前 作る前に作りたいもののイメージを持ちましょう

革の選びのチェック 革を選ぶ時はチェックリストを使って確認していきましょう

革の選び方 使いやすさを決める革の選び方

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