ディバイダーはレザークラフトに欠かせない道具の一つです。
持っておいた方がいい・・・というより、持っておくべき道具です。
ディバイダーとは
ディバイダーは、手縫いするラインを引くコンパスのような道具です。
一定の幅を引きたい時に使用します。
先は両方尖っていて、ほんの少し引っ掻いて傷をつけて、しるしをつけていきます。
上部にあるネジを回し、幅を調節します。
数mm~4cm程度の幅を取ることができます。ディバイダーのサイズにより、もっと幅をとれるものもあります。
くじらこ
定規で線を引けないいんじゃない?
と思うかもしれませんが、端から一定の間隔でラインを引くのは、やはりコンパスが便利です。
手縫いの時に菱目打ちで穴を開けていきますが、その誘導線です。何もないところに真っ直ぐ打ち込むことはできません。
ショルダーヒモのように、一定幅で長いひも状が必要な時にも使用できます。
ディバイダーで線を引いていると、幅が不揃いになることはありません。
リンク
ディバイダーとネジ捻の違い
コンパスと同じような機能を持つ「ネジ捻」というものがあります。
リンク
こちらも端から一定のラインを引く時に使用します。
ネジ捻は革を押さえてオウトツでラインを引いていきます。革が傷つかないので、ネジ捻を使用するレザークラフターも多いです。
しかし、ネジ捻は1~10mm程の幅しか使用できません。
菱目打ちの誘導線を引く時には力を発揮しますが、同じ幅のヒモを切り出す時には使えません。
道具には特徴があるので、それぞれの特徴を生かして使ってください。
初心者女子のレザークラフト部で使用する道具を紹介します。
コメント